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2008年9月

2008年9月29日 (月)

「昔、革命的だったお父さんたちへ―「団塊世代」の登場と終焉」 林 信吾,葛岡 智恭

[団塊世代、かく戦えり]
 1955年の第六回全国協議会において、共産党の指導部はそれまでの武装闘争路線を「極左冒険主義による誤り」であったと自己批判したのである。
 では、代わってどのような路線が掲げられたかと言えば、選挙での議席の獲得に力を入れる一方、組織拡大の手段として、合唱やフォークダンスの集会に労働者・学生を集めようというものであった。

 これ以降、共産党の活動は「歌ってマルクス、踊ってレーニン」と呼ばれるようになるが、それまで命懸けで戦ってきた党員たちにしてみれば、笑い事ではなかった。暴力革命思想を教え込まれ、爆弾製造教本である『球根栽培法』だの、テロ・ゲリラ戦教本というべき『栄養分析法』などといったテキストまで配布されていたものが、突然フォークダンスで盛り上がれと言われたのだから、混乱しない方がおかしい。

 そして、この翌年にスターリン批判、翌々年にはハンガリー動乱が起きた。今度は「労働者の祖国=ソ連」という幻想が打ち砕かれたのである。
 この時期、真面目に革命を考えていた若者たちが味わった思想的混乱と失望感は、その後、幾多の文学作品にも描かれた。代表的なものとしては、柴田翔の芥川賞受賞作『されどわれらが日々』などがある。

[内ゲバ]
 それ以前は、当事者間でも「内ゲバ」という意識があり、責任は全面的に相手方にあると考えていたにせよ、仲間割れはよくないことだというに近い意識も、どこかに残っていた。リンチはあっても、うごけなくする程度でよいという「節度」があった。
 暴力の本質論から言っても、殴り合いと殺し合いとでは持つ意味が違う。相手の存在そのものが許せないという確信がない限り、人の命を奪う行為を、そうそう正当化できるものではない。
 しかし、相手方を反革命だと決め付けた時から、それは内ゲバではなくなる。これもすでに述べた通り、反革命を殺すのは正しいことだ、との意識までは、すでに存在したからである。
 第三者・部外者からみれば、同根の社会主義団体同士が、なぜ殺し合わねばならないのか、と思えるが、この段階から中核・革マル両派の抗争は、内ゲバではなく戦争になっていたのだ。

[新左翼運動の終焉]
 1972年に入るとまずは連合赤軍事件が起きる。
 さらには内ゲバが激化し、活動家学生は安心して家にも帰れない状態となった。アジトに集団で寝泊まりし、中核派の場合など「背広・靴を身につけたまま寝るように」といった内部通達が出されていたという。
 この時期から、高校生や中学生の間では、無関心・無気力・無感動の「三無主義」が言われ、社会と関わりを持ちたがらない若者が増殖していく。この問題は、
「学生運動など、うかつに関わったら殺される」
という意識が蔓延したことと、どうも無関係ではなさそうに思える。

 この年の11月には、内ゲバの方向性を決定づけるもうひとつの事件が起きた。革マル派による、早大生リンチ殺害事件である。
 早大はもともと革マル派の拠点校だったが、1969年から70年にかけて、政経学部のヘゲモニー争いで社青同解放派にテロ攻撃を加え、追い出してからは「単独支配」が続いていた。学内では、他党派の学生が公然と活動できないよう、革マル派の部隊が常にパトロールしていたのである。

[年金の壁]
 年金をちゃんともらって、孫に囲まれた安楽な老後を……多くの人がそう考えていたところ、バブル崩壊以降のおかげで、どうも雲行きが怪しくなってきた。人数において圧倒的な団塊世代が、一挙にリタイアして年金生活に入るには、財源が足りない。
 ならば働き続けるのがよいかと言うと、高度経済成長の時代とは違い、企業戦士がそれほど大勢必要な時代ではなくなってきている。より若い世代でさえ仕事がないのに、会社一筋に勤め上げた団塊世代に、満足な求人があるとは考えにくい。

 こうしたことから「団塊世代お荷物論」がささやかれることにもなるわけだ。
 2007年前後に、団塊世代が一斉に定年を迎えるわけだが、そうなると近郊の住宅地は、もはや働かなくなった60代であふれ、図書館やなんとかセンターの類も、彼らを「収容」しきれなくなる。年金の問題だけでなく、彼らに十分な福祉を与えるだけの「体力」が日本にはないのだ。
 しかし、一方では楽観論もある。
 団塊世代が一斉に退職するということは、企業から見れば大量リストラと同じ効果を生む。しかも解雇でなく定年退職だから波風も立たない。
 さらには、彼らが退職金などをそれなりに消費に回してくれれば、景気浮揚の原動力になることも十分期待できる。
 前者の「お荷物論」は、主として官僚によって唱えられ、一方、財界には楽観論を唱える人が多いと聞くが、これについては、どちらも不確定な要素が多く、先のことはまだちょっと分からない。

 ひとつだけはっきりしていることは、段階世代自身が、
「とにかく、自分たちの年金だけなんとかしてくれ」
という態度では、実は何も解決しないことである。

□今日の読書 ★★★☆☆

昔、革命的だったお父さんたちへ―「団塊世代」の登場と終焉 (平凡社新書) Book 昔、革命的だったお父さんたちへ―「団塊世代」の登場と終焉 (平凡社新書)

著者:林 信吾,葛岡 智恭
販売元:平凡社
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2008年9月26日 (金)

「もう疲れた」と思ったときに読む本」 斎藤 茂太

[自分なりの気分転換がストレスを和らげる]
 ストレスは、医学的に消化器系統に影響を与える。また副腎のホルモン生産にも影響を与え、免疫力を低下させることもあるから、そうなるといろいろな病気を併発することになる。
 ストレスを和らげる一番の方法は、じょうずに気分転換をすることだ。若い女性が部屋の模様替えをしたり、急にひっこしたりしたときは、失恋したか。また新しい恋が芽生えたときだという話を聞く。つまり、気分転換というわけだ。

[ストレスを解消する一石二鳥の方法]
 休日あなたはどう過ごしているだろう?
 一日中自宅で過ごしている人も多いのではないだろうか。それよりも体を動かし、気分を発散させ、心身をリラックスするほうがいい。そんなとき、簡単で外に出なくてもでき、しかも効果大の気分転換としておすすめしているのが、掃除だ。
 掃除というのは結構体を動かすもの。エアロビクスやテニス、水泳など、わざわざスポーツクラブに入会して運動しなくとも、十分効果はある。

[このチェック法で老いは防げる]
 人間の脳細胞は、だいたい30歳から減り始め、40歳の半ばから急速に減少を始める。
 老化を防ぐためには、まず、次のような具体的なチェックを自分なりにしてみるといい。
○食べ過ぎに注意し、動物性タンパク質を摂りすぎないようにする
○なるべく車を使わずに、自分の足を使って移動する。
○なにか自分にしかできない仕事を見つけ、それに没頭する。
○積極的に趣味を持ち、なんにでも興味を持って接する。
○多くの人と交流を持つこと。特に異性との付き合いを忘れないこと
○適度なストレスを楽しむ
○なんとしても自分は長生きするのだという考えを捨てる
○過度に寝ない
○洋服にも気を配って、できるだけ若々しい服装を心がける
○セックスを嫌わない
○お酒を飲みすぎない、煙草も慎む
○仕事の第一線から遠ざかっても、それでリタイアだと思わずに、新しい仕事への第一歩だと考える。
○感動を求めて努力する

[あなたの身のまわりにあるこんなマイナス因子]
 突然だが、あなたの机の上は今、どんな状態だろうか。
 整理整頓は、ついつい後回しになるが、急がしときならなおさら、たとえば三十分と時間をきって机上を整理することが「急がば回れ」になるのではないだろうか。

[ガンにかからないための12カ条]
①偏食しない
②同じ食品を何回も繰り返して食べない
③腹八分目に食べる
④深酒はやめる
⑤タバコはやめる
⑥適量の各種ビタミンを含んだ食品をとる
⑦塩分を過度にとらない
⑧あまり熱いものはたべない
⑨食品のカビに注意する
⑩日光に肌を焼くことに注意する
11過労しないようにする
12体を清潔に保つ

[老後の夫婦関係を決定するこの時間の使い方]
 旅に出るとすべての点でのんびりする。
 夫は仕事を忘れるし、妻は家事から解放されてゆったりとした気分になれる。朝も早く起きる必要がないので自分たちのペースで起き、食事も食べたいときに食べられる。

 1年中二人で旅行しているわけにもいくまいが、年に二、三度ぐらいなら許される範囲だろう。旅の効用ははっきり目に見えるもの以外にも限りなくあるものだ。
 旅行をすると新しい発見にめぐり合える。そして新しい発見に出会ったことによって感動が生まれ、その感動を二人で分かち合える。お互いに相手を"認める"ところに幸福感、満足感が生まれるものかもしれない。

□今日の読書 ★★★★☆

「もう疲れた」と思ったときに読む本 モタさん流「心のゆとり」のつくり方(じっぴコンパクト) (じっぴコンパクト) Book 「もう疲れた」と思ったときに読む本 モタさん流「心のゆとり」のつくり方(じっぴコンパクト) (じっぴコンパクト)

著者:斎藤 茂太
販売元:実業之日本社
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2008年9月23日 (火)

「夢をかなえるゾウ」 水野敬也

[ガネーシャ名言集]

(靴を磨く)
「ええか? 自分が会社行く時も、営業で外回りする時も、自分がカラオケ行ってバカ騒ぎしている時も、靴はずっと気張って支えてくれとんのや。そういう自分支えてくれてるもん大事にできんやつが成功するか、アホ!」

(コンビニでお釣りを募金する)
「偉大な仕事をする人間はな、マジで世の中よくしたいて純粋に思って生きてんねんで。せやからその分、でっかいお金、流れ込んでくんねん。お金だけやない。人から愛されたり、幸せで満たされたり、もういっぱいいいもんが流れてくんねん。」

(食事を腹八分におさえる)
「ま、腹八分はささいなことに見えるかも分からんけど、これ、今日からずっとやってみ。食べたいと思ても腹八分で必ずおさえるんや。そうやって自分で自分をコントロールすることが楽しめるようになったら、生活変わってくるで。

(人が欲しがっているものを先取りする)
「つまり、こういうことが言えるわな。『ビジネスの得意なやつは、人の欲を満たすことが得意なやつ』てな。人にはどんな欲があって、何を望んでいるか、そのことが見抜けるやつ、世の中の人たちが何を求めているかが分かるやつは、事業始めてもうまくいく。上司の欲がわかっているやつはそれだけ早く出世する。

(会った人を笑わせる)
「笑わせる、いうんは、『空気を作る』っちゅうことなんや。場の空気が沈んでたり、暗かったりしても、その空気をかえられるだけの力が笑いにはあるんや。ええ空気の中で仕事したら、ええアイデアかて生まれるし、やる気も出てくる。人に対して優しゅうなれるし、自分のええ面が引き出される。それくらい空気いうのは大事やし、笑いって大事なんやで」

(トイレ掃除をする)
「トイレを掃除する、ちゅうことはやな、一番汚いところを掃除するっちゅことや。そんなもん誰かて、やりたないやろ。けどな。人がやりたがらんことやるからこそ、それが一番喜ばれるんや。一番人に頼みたいことやから、そこに価値が生まれるんや」

(まっすぐ帰宅する)
(その日頑張れた自分をホメる)
(1日なにかをやめてみる)
(決めたことを続けるための環境を作る)

(毎朝、全身鏡を見て身なりを調える)
「意識や内面を変えることは難しゅうおます。そやけども外見は変えられるんです。」

(自分が一番得意なことを人に聞く)
(自分が一番苦手なことを人に聞く)
(夢を楽しく想像する)
(運が良いと口に出して言う)
(ただでもらう)
(明日の準備をする)
(身近にいる一番大事な人を喜ばせる)
(誰か一人の良いところを見つけてホメる)
(人の長所を盗む)
(求人情報紙を見る)
(お参りに行く)
(人気店に入り、人気の理由を観察する)
(プレゼントをして驚かせる)
(やらずに後悔していることを今日から始める)
(サービスとして夢を見る)

(人の成功をサポートする)
(応募する)
(毎日、感謝する)

□今日の読書 ★★★★★

夢をかなえるゾウ Book 夢をかなえるゾウ

著者:水野敬也
販売元:飛鳥新社
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2008年9月18日 (木)

「Windows XP を快速にする本―遅い・重いのストレス解消」 毎日新聞社

[起動を速くする]
 パソコンは電源を入れると自動的に各ドライブを読み込みながら起動の手順をとります。順番は通常、
①フロッピーディスクドライブ
②CD・DVDドライブ
③ハードディスク
の順で読み込みますので、ハードディスクを一番に読み込むようにすれば、起動時間が短縮されます。

Biosメニューで、「起動」、起動順位で「内蔵HDD」を選択し、[Enter]キーを押す。
 [終了]メニューを選び、[Enter]キーを押す。

[動作を速くする]
 デフラグしてハードディスクのデータを整理する。
 古いファイルを圧縮してハードディスクの空き容量を増やす。
 ファイルを縮小版表示したときに自動的に残るデータを削除する。
 フォルダで、[ツール]→[フォルダオプション]→[表示]タブをクリック
 →①縮小版をキャッシュしない]にチェック→[すべてのフォルダに適用]→[OK]

[Dドライブを活用する]
 インターネットの「お気に入り」をDドライブに移動する。
 マイドキュメントをDドライブに移動させる
 デスクトップをDドライブに移動する
 仮想メモリの作成場所をDドライブに移動する。
 チェックディスクでハードディスクのエラーをチェックする。

□今日の読書 ★★★★☆

Windows XP を快速にする本―遅い・重いのストレス解消 (毎日ムック パソコンを始めようシリーズ) Book Windows XP を快速にする本―遅い・重いのストレス解消 (毎日ムック パソコンを始めようシリーズ)

販売元:毎日新聞社
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2008年9月17日 (水)

「公務員の異常な世界―給料・手当・官舎・休暇」 若林 亜紀

[ケタ違いに多い専従職員]
 財政難にあえぐ北海道庁。夕張市のようにいつ破綻してもおかしくないほど借金まみれです。けれども、そんな道庁に行ってみると、仕事をしないで労働組合活動に専念している職員がたくさんいます。知事の高橋はるみ氏も公認しています。その数は、なんと97名(2007年10月現在)。この人たちは、在籍専従職員といって、公務員の身分のまま休職してもっぱら賃上げや手当の要求とか、行革反対とか、勤務条件の向上に励んでいる職員です。
 民間企業でも従業員の多い大企業なら、労働組合の事務所があり専従職員がいます。けれども、その数は平均で一組合につき2.7人。従業員5000人以上の大企業だけをとってみても、4.9人です。職員が約2万人いる北海道庁の先住職員の数は、民間とはケタが違います。

[治外法権の社保庁]
 ある県では、人事当局のほうが労働組合よりよほど民主的と職員からささやかれる有様です。これらが組合員の不満として蓄積されているのではないかと思います。
 怖いことです。上司に逆らって左遷というならわかりますが、熱心な組合員に対して、
「あの、この要求はちょっと図々しいのでは?」
「もうついていけないので脱会させてください」
「あなたも要求をするばかりでなく、少しは働いたらどうですか」
 などと正論をもらせば、人事に手がまわり左遷させられるのです。

 社会保険庁の労働組合がここまで強くなったのにはワケがあります。
 以前、年金徴収の仕事は、国が自治体に委任していたため、社会保険事務所で働く職員は、国家公務員でありながら都道府県知事の指揮のもとで働くという変則的な身分でした。そのため、国の管理が及ばず、自治体側も遠慮して、どこからも管理されない「治外法権」となったそうです。この権力の空白地帯で労働組合が先鋭化していきました。
 たまに本庁から派遣されてくる幹部社員も、組合の機嫌を損ねると仕事がまわらなくなるので、機嫌をとるようになり、ますます組合は権力を強めていきました。

[ウソ発言から生まれた箱モノ]
 私の働いていた国の労働問題研究所でも、ODAについての「作文」が採用され、年に8億円ほど多めに予算をもらうことに成功しました。労働問題の研究所がODAとはけげんに思われるかもしれません。

 私たちの作文の内容は、ODAとして「発展途上国の労働組合に業務支援のためのファックス機器を送る」というものでした。とくに、フィージー、タヒチなどの南太平洋の島々に力を入れて「南太平洋諸島の共産化を防ぐ」と書きました。そして、一台三万円ほどのファックス機器を買っては南洋の島々に送り、「納品確認に行く」という口実で、職員が代わる代わる観光旅行に訪れました。飛行機はファーストクラスやビジネスクラスを使い、途中オーストラリアやニュージランドに寄って一流ホテルに泊まったりしたので、費用が一人一回百万円ほどかかりました。だいたい、一台三万円ほどのファックスを送っては三百万円から千万円かけて見に行く計算でした。旅行した職員は延べ数百人にものぼります。

□今日の読書 ★★★★★ 

公務員の異常な世界―給料・手当・官舎・休暇 (幻冬舎新書 わ 2-1) Book 公務員の異常な世界―給料・手当・官舎・休暇 (幻冬舎新書 わ 2-1)

著者:若林 亜紀
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2008年9月16日 (火)

「男の老後力」 鷲田小弥太

[孤独を感じる人へ]
 老後には孤独が待っている。それを逃れることが老後の最大事だ。だから、日頃から友人を作り、積極的に外に出る、ときに旅行に出ることが必要だ。こういわれる。私には「偏見」というか「誤解」に違いないと思える。
 老後は若い人から見ると「孤独」に見えるのに過ぎないのではないだろうか? 老いていくもの、衰退してゆくものに「寂滅」感を抱くというのは普通の感情だが、事柄の中身を度外視してのことにすぎない。

 老いると新しいものが鬱陶しくなる。過度な刺激に耐えられなくなる。これをマイナスとみなす必要はないのだ。
 自分たちが今まで培ったもので生きてゆく。刺激に過度に反応しない。これはむしろ老いることによって得る賢明さであるのだ。

[孤独の楽しさを満喫する]
 若いとき孤独をどうやってやり過ごしたか? 刺激を求めて昼となく夜となく巷を徘徊した、という人は稀だろう。一人の時間がやけに多かった。
 私の場合は、まずは映画と本であった。テレビをもつと、映画が激減した。本は読めば読むほどその機会が増えていった。
 映画も本も、単独で楽しむものだ。私のいい方では「独楽」である。「孤独」でなかったならば、たとえば共同観賞だったならば(二度ほどディズニー映画を見せられた)、映画を1年間に千本見るなどという愚挙にはならなかっただろう。金がなく、晩飯か、貸し本かの二択で、晩飯を抜いて本を読むなどという挙には出なかっただろう。まさに映画と読書は「孤独」であるがゆえの所産であるといっていい。

 しかし動機がどうであれ、映画も読書も、寂しさを癒す薬剤ではなく、それ自体が至上の喜びだった。もし私に友人あるいは恋人がいて、彼らとの楽しい時空が用意されていたら、それに熱中し、映画も本もそこそこで終わったに違いない。

 では老後に「孤独」の楽しみを満喫できないであろうか? 人間は変わらないというか、進歩しないもので、私にはあいかわらず映像(テレビとDVD)と本である。
 本を読んで疲れるとDVDを、見ている。視力は弱いが、目は丈夫なのか、家にいるときはパソコンモニターの前で原稿を書いてりうか、本を読んでいるか、テレビの前にいるかである。

[愛したいと感じる人へ]
 哲学のふるさとであるギリシアには、大別して三種の愛があった。
 一つは、「求める愛」である。その極限(理念型)が、エロス(eros)で、プラトンによれば、有限で不完全な人間が無限で完全なものと一体化しようとする情熱である。したがって、もともとは肉体的・性的存在との合一を目指す性愛とは対極にあったが、転じて後に、人間が異性に対する情熱(性愛)を指すようになる。

 二つは「与える愛」である。その極限が、アガペー(agape)で、無限で完全なものが不完全なものに与える愛である。もともとは「神が人間に対する愛」のことであった。しかし、そこから転じて、他者に対する没我的な愛を指すようになる。

 三つは、人間と人間との間に成立する愛で、その極限が、フィリア(philia)である。友愛(友情)をはじめとした親しい仲間に対する愛、親愛だ。

■今日の読書 ★★★☆☆

男の老後力 男の老後力

販売元:楽天ブックス
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2008年9月14日 (日)

「貧乏人の逆襲!―タダで生きる方法」 松本 哉

[食い逃げ作戦]
 まずは、携帯ショップの店頭なんかに置いてあるサンプルの携帯電話を手に入れよう。これは携帯ショップやフリマなんかでタダ同然で手に入る。で、まず、適当に高級ホテルのレストランなんかに行き、さんざんいいものを食べる。そして、タバコでもすいながらおもむろにニセ携帯を取り出し「ああ、○○さん。いまどこですか。‥‥うん、目の前だ。いま迎えに行きますよ。ちょっとそこで待っててください」などとニセ会話をして、適当な書類を入れた封筒とともに、携帯をテーブルに置き(←これが重要)外に出てそのまま帰る。去り際に「じゃあ、コーヒー二杯持ってきといて」などと注文していけばもうバッチリだという。携帯があるので店員も安心しきるので、これで捕まったことはないとのこと。

[葛飾の別荘作戦]
 ペンキ攻撃も大成功に終わったのはいいのだが、敵もさる者、まんまと警察を呼ばれて逮捕され、留置場に送られた。しまった!!
 いやー、これは不覚だった。‥‥と思ったのもつかの間。これがまたびっくりするぐらい楽しい所だった! 留置場は6人部屋で、ヤクザの親分から、麻薬の売人、福建省から来たけどビザが切れたラーメン屋店主、ゲーム喫茶の逮捕要因店長、ベロベロに酔って人を殴ったランボー怒りのアフガン風のアメリカ人、痴漢、殺人犯、偽造カード製造業の香港人など夕方のニュースで見るような人々が勢ぞろいしている。前科26犯の詐欺師なんてのもいた! どいつもこいつも話題が豊富すぐて、毎日腹がよじれるくらい笑いながら雑談していると、とても牢屋の中とは思えないほどの楽しさだ!! 普通では絶対聞けない極悪情報から、詐欺師の話術、凶悪犯の人生観など、とてつもない社会勉強になり、本当にすごかった。
 こんな連中と、毎日毎日ヒマなものだからゴロゴロして漫画を読んだりしている。イメージとしてはちょっとガラの悪いユースホステルみたいなもんだ。諸君も機会があったらぜひ一度行ってみてほしい。
 
[恐怖!すっぽかしデモ]
 2004年の年末、しかもクリスマスイブの24日と大晦日の31日の両日、数百人規模のデモを申請して、実際にはほとんど行かなかったことがある。しかも名称も「反政府デモ」!これはビビるだろ。
 まんまと、やたら図体のでかい機動隊が数百人いるわ、すわアルカイダの登場かとも様子を見に来た公安刑事はいるわの大騒ぎになっていた‥‥。下っ端の警官や機動隊員には気の毒だが、まあ、たまには権力者にも牽制球を放っておかないと何をし始めるか分からないので、就いた職が悪かったとあきらめてもらうよりない。
 
□今日の読書 ★★★☆☆

貧乏人の逆襲!―タダで生きる方法 Book 貧乏人の逆襲!―タダで生きる方法

著者:松本 哉
販売元:筑摩書房
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2008年9月12日 (金)

「奇跡の10倍整理術・時間活用術―成果は“2時間”で出る! 」 ジェフリー・J. メイヤー

[60パーセントの"不用品"をいますぐ追い出せ]
 あなたの机の上に目をやってほしい。いったい何が見えるだろうか。さらに言えば、見えないものは何か。
 もし、机の表面がごく一部しか目に入ってこないようなら、あなたは、"積み重ねマニア"に陥ってしまっている。本来の目的通りに机を利用していない。したがって、仕事の能率も生産性も、あなた本来の能力どおりに上がっていないのだ。明らかに貴重な時間を浪費してしまっている。
 机の上を整理することによって、かなりの時間の節約ができるようになる。ただ単にやり残しのある仕事に関する資料や書類をすぐに取り出すことができるというだけで、ずっと能率は上がるのである。

 冷静になって机の上を見直し、余計なものすべて捨てて系統立てて整理すること。単に机の上をきれいにすればいいというのではない。常に自分の頭の中できちんと系統立てて整理された状態にしておくようにする。本当に問題にしなければならないのは、「時間と金の節約」である。あなたの仕事の質と時間の使い方を向上させることが肝心なのだ。

[一分一秒を効率よく生かすこの工夫]
 まず、大きな紙の上に一日の時間帯を書き込んでほしい。この表が、あなたの一日の仕事の計画を系統立ててこなしていく習慣を身につけるための有力な武器となるのである。

 まず、マスター・リストを参照しながら、翌日の行動計画を左の「本日の予定」欄に細かく書き込んでおく。
 商談や打ち合わせのアポイントメント、電話をする相手名、日常的な連絡作業やデスワークなど、予定している時間のところにきめ細かく記入する。この日程表に多くのことを書きすぎないかと心配する必要はない。

 ここで大事なことが、自分の時間についてスケジュールを組んだり、コントロールすることがどんなことかの感じをつかむことである。そして、この作業は、一日の仕事を終え、退社する前の最後の作業として行う。

 翌日、出社したあたなには、その実行を思い出させ、迂回への注意を促すものが二つ待っている。マスターリストとカレンダーである。
 そのスケジュールを忠実に実行することだ。重要な仕事を棚上げし、安易な作業に迂回しそうになったら、そこで厳しく自分を戒める。そうすれば、時間を有効に活用することができ、仕事は予定どおりに進んでいく。
 第二の方法もやはりスケジュールの厳守に関するものである。確かに日常的な事務処理作業を軽んじてはならない。得意先や顧客に手紙を書いたり、電話をかけたりということも、あなたにとっては大切な仕事の一環だ。
 だが、私が指摘したいのは、なぜ、そういう重要度が低い作業を、(より集中力や切れのいい頭脳の働きを必要とするという意味で)一日のうちで最も生産性が高くなる時間帯にわざわざ行うのか、ということなのである。あるいは、一日中ダラダラとそういう作業を優先させて行っているのか、ということである。これでは、明らかに一日中「棚上げシンドローム」に陥ってしまっている。

[朝一のミーティングほどもったいないものはない]
 朝のミーティングをすべて11時以降に行うことにして、それ以前の時間は最も重要な仕事にあてるのだ。

[先のばし、棚上げは、時間の借金をするようなもの]
 作家のマーク・トウェーンは次のような忠告を残している。
「あさってでもできるようなことを、明日まで延ばすような真似は絶対にするな」
 いつでもできることなら、今すぐやってしまえということを、皮肉をこめて言ったものである。
 問題は、先送りにしたことは最終的に決してなしえないということである。あるいは、ようやくなんとか重い腰を上げて作業に取りかかる頃には、タイム・リミットが間近になっていて、精神的な重圧が非常に大きくなっている。だから、実力を十分に発揮できずに終わってしまう場合が多い。

[割に合わない"殉教者"になることは拒否しなさい]
 新しいプロジェクトの担当を要請されたり、現在進行中の仕事関連の追加作業を頼まれたりすれば、現在、自分が抱え込んでいる未完了の仕事のことなどまるで考慮に入れず、とにかく「YES」と答えてしまってはいないだろうか。
 それが出世への道だと思っているからそうしているのか、上司にいい印象を与えたいから無理を承知で引き受けるのか、それとも、"殉教者"になりたいのか。

奇跡の10倍整理術・時間活用術―成果は“2時間”で出る!
Book
奇跡の10倍整理術・時間活用術―成果は“2時間”で出る!
著者 ジェフリー・J. メイヤー
販売元 三笠書房
定価(税込) ¥ 1,470

□今日の読書 ★★★★★

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2008年9月10日 (水)

「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55 古市幸雄

[人生は勉強した者が勝つ]
○「勉強したい」と思った時が、勉強意欲が一番高い時。この時期に集中的に勉強すれば、通常の何倍も効率よく知識を吸収できる。
○1日五時間1週間だけ勉強するよりも、毎日30分の勉強を5年間続けるほうが何十倍も効果的。
○三日坊主でもいい。三日坊主を年間50回繰り返せば、1年間で150日も勉強することになる。
○最初の学習の1週間後に復習を、その2週間後に2回目の復習を、さらにその1カ月後に3回目の復習をするのが最も効率のいい勉強方法。
○効率よく知識を吸収するには、身銭を切る(自己投資する)こと。身銭を切らない人は知識の吸収力はほぼゼロ
○自己投資すれば、必ず数年後にリターンとして返ってくる。

[勉強時間を捻出する方法]
○テレビを見ないと、1年間で約2カ月分の時間を捻出できる
○会社には勉強のツールがすべて揃っている。30分~1時間早く出社して勉強しよう。喫茶店も勉強空間になる。
○片道45分の通勤時間を勉強に充てれば、年間約400時間の勉強時間が捻出できる。
○移動時間帯(車・徒歩)には、ながら勉強する。
 ちょっとアナログな方法ですが、例えば、あなたが英語の勉強や何か資格の勉強をしていたとします。重要な項目をあなたの声でICレコーダやカセットテープに録音して、それを移動中に聞きます。目からの記憶よりも耳からの記憶の方が心に残るといわれています。
 私の場合、英語のオーディオCDやビジネス系の学習教材をiPodに入れて、徒歩での移動中に聞いています。
○生活習慣を朝型にして、朝に勉強したほうが効率的。

[勉強に集中する方法]
○「短時間勉強(30分)⇒ 休憩(15分)」のサイクルを1セットとして、2~3セット繰り返すのが基本。集中力がとぎれて勉強がイヤになる前に中断するのがコツ。
○長時間勉強を続けていて「集中力が落ちてきた」「飽きてきた」と感じはじめたら、即刻勉強を中止すること。
○長時間勉強を続けていて「最近は勉強する気にならない」「気分が乗らない」という時期がきたら、2~3日まったく勉強に手をつけないこと。計画や目標が明確な人は<振り子の原理>で自然とまた意欲が湧いてくる。

[短期集中型・長期計画型の勉強法]
○短期間で結果を出すときは、切羽詰まってからではなく、早めに勉強を始めること。
○その期間は、対策勉強のみに集中した活動をすること。対策勉強と関係ない活動は極力省く。平日3時間以上、休日8時間以上の勉強が必要。

○長期計画型の場合、「一日の量として少ないかな」くらいの勉強量に抑えて、これをほぼ毎日続けることがコツ。結果的には勉強の蓄積量が増える。
○勉強中は孤独なもの。孤独に耐えるには、勉強する目的をきちんと設定すること。

 
□今日の読書 ★★★★★

「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55 Book 「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55

著者:古市幸雄
販売元:マガジンハウス
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2008年9月 8日 (月)

「ほんとは知らない 競技ウェアの秘密」

[全身を覆うボディスーツ型水着の登場]
 シドニーオリンピックでは、皮膚より抵抗が少ない素材なら、水の抵抗を減らすためには全身をおおったほうがいいはずと、「ボディスーツ型水着」の誕生となった。
 シドニーオリンピックで注目された「サメ肌水着」をさらにバージョンアップしたのが、突起物をつけた水着だ。
 サメ肌のV字も、さらに研究すると均一ではないことがわかった。水の流れや抵抗の違いに合わせているのだ。
 コンピュータで泳ぎを解析すると、女性の胸や男性の筋肉の出っ張り部分の後ろで渦が生まれるのが判明、そこで、シリコンの突起物をつけて水の流れを人工的につくり、失速の原因となる渦を制御することに成功した。 アテネオリンピックでは、北島康介がこの水着で金メダルを獲得したが、2005年に国際水泳連盟は、水着にこうした突起物をつけることを禁止した。

 今年の北京オリンピックでの注目は、スピード社の水着「レーザーレーサー」だ。08年シーズンになって誕生した世界記録41個のうち、38個がこのスピード社の水着を着用した選手によって生み出されている。さらに、6月6日から開催された「ジャパンオープン2008長水路では、男子200m平泳ぎで世界新記録を出した北島康介を含め、日本記録が17個生まれ、そのうち16個がスピード社の水着を着用した選手が出したものだ。

 レーザーレーサーは、今までの水着とはまったくコンセプトが違います。今までのものは、水中抵抗を少なくするために水着の表面に着目したものでしたが、『レーザーレーサー』はあらゆる角度から水の中の抵抗を少なくし、より早く泳げることに特化したものです」と、スピード社の日本での販売代理店ゴールドウイン社の勝田さん。

[幻となった日立のハイレグレオタードユニフォーム]02
 スポーツ界で「より強く、よりセクシーに」という女性美の追求が目立ってきたころ、ユニークなユニフォームが登場した。1989年の女子バレー日本リーグ、日立対東芝戦での日立のユニフォームがなんとハイレグだった。ハイレグといっても大会が行われたのが冬だったこともあり、翠のハイレグレオタードの下に、濃紺のタイツをはいていた。そのタイツがかえってなまめかしい……。
 実際、選手には「体の線が出すぎてはずかしかった」と不評で、話題を呼んだ新型ユニフォームを着たのは一日限り、幻となってしまった。

[ファッション革命の卓球]01
 2007年1月の全日本卓球選手権大会で、四元奈生美が自らデザインした左の肩を出したタンクトップに、ミニスカートという型破りなユニフォームで試合に登場した。
 四元奈生美は、ミニスカートにノースリーブ、レインボーカラーのワンピース、フリルを重ねたワンショルダーのタンクトップという、卓球だけでなく、スポーツユニフォームの概念をもくつがえす姿で試合に出場し、卓球界の革命児といわれるようになった。
 

ほんとは知らない 競技ウェアの秘密 Book ほんとは知らない 競技ウェアの秘密

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□今日の読書 ★★★★☆

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2008年9月 5日 (金)

「世界のエイプリルフール・ジョーク集」 鈴木 拓也

[渋谷ハチ公像、深夜に消失](Japan TImes/ 2007年) 
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 土曜の深夜、清掃員に扮した窃盗団が、大胆にも東京都有数の史跡を強奪したことが明らかになった。

[地上最低の遊園地](豊島園 1990年)
 「各方面から非難殺到! 異口同音に「情けない!」」「パパー。早くお家に帰ろうよ。子供は正直01_3。お父さんはカタなし。」などの文字が踊る紙面。自分たちの施設に自信があればこそできる広告

 だまされたと思って、いちど来てみてください。きっとだまされた自分に気付くはず。楽しくない遊園地の鏡として有名な豊島園は、ことしも絶好調。つまらない乗り物をたくさん用意して、二度と来ない貴方を、心からお待ちしてます。

日本史上最高のエイプリルフール広告
 今までさまざまなエイプリルフール広告を見てきましたが、自社の商品・サービスをここまで痛快にこきおろしたものは他に知りません。新聞広告史全体で考えてもまれに見る怪作が、豊島園のこの「史上最低の遊園地。」豊島園に初めて着た家族が、遊戯施設のあまりのひどさに驚愕するというシチュエーションを、新聞の全面を使って明確に表現しています。
 広告の仕掛け人は、当時広告会社博報堂の新進気鋭のクリエーターであった大貫卓也氏。

ちなみに、2004年に読売広告大賞の20周年の記念イベントとして、広告制作者のトップランナー六人によるフォーラムが開催された際、「今までの新聞広告で個人的なベストワンは何か」との質問に対し、六人中四人がこの「史上最低の遊園地」を挙げました。いやはや、ここまで来るともはや伝説です。

[東京湾で大油田発見](東京新聞/2003年)
 日本石油開発機構の調査により、東京湾の地下に世界有数の巨大油田が存在することが三十一日、明らかになった。埋蔵量は世界第二位のイラクに匹敵すると推定されている。この発見により、日本は自前のエネルギーを確保することになり、国際石油資本(メジャー)や中東産油国への依存から脱却、国際原油史上に影響を与える立場となる。
 日本石油開発機構によると「東京湾油田」推定埋蔵量は約1130億バレルに匹敵する。

[ペンギン、テムズ川にあらわる] (Sun紙 2006年)
 昨日、一羽の可愛いペンギンがテムズ川べりをよちよち歩きしているのが見つかり、この光景に通行人は心を和ませた。
 このペンギンは、最初テムズ川南岸のサウスバンクに現れ、テート・モダン・ギャラリーの付近で多くの人の目にとまった。一目見ようと観光客らが集まり集まりはじめるのとともに、本紙への情報提供の電話も鳴り止まなくなった。
 アメリカから来た旅行者の一人は、「ぬかるみでよちよち歩いている姿は本当に可愛いかったです。人間たちから注目を浴びても怖がっていないみたいでしたね。本来の棲息地からこんなに遠くまで迷い出てきたなんて、信じられないです。」と語る。
 ペンギンがテムズ川で見つかったのは史上初と思われる。

□今日の読書 ★★★☆☆

世界のエイプリルフール・ジョーク集 (中公新書ラクレ 271) Book 世界のエイプリルフール・ジョーク集 (中公新書ラクレ 271)

著者:鈴木 拓也
販売元:中央公論新社
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2008年9月 3日 (水)

「凹まない人の秘密」 アル・シーバート

[快適なライフスタイルのプランをつくる]

 リスト1 何が大変なんだろう?
 自分をいらだたせるもの、悩ませるもの六つか七つリストアップしてみよう。
・どんなプレッシャーを感じているのだろうか?
・具体的には何が難しいのだろう?
・自分を苦しめているのは何なのだろう?
ちょっと時間をかけ、しっかりと考えよう。
多くの人が、ストレスはまぼろしで、問題なのはその人がそれをどう受け止めるかだということを理解するにしたがって、気持ちも楽になっていく。

 リスト2 私はこう感じている
 次のステップは、リスト1で挙げた問題についてどう感じるかを書き出すことだ。
 人の話してもいい。困ったときに、他人に自分の感情をうまく伝えられるというのは、へこまない人になるためにとても大事なことだ。
 話せばその苦い思いがなくなる、というわけではない。でも、その思いを否定していては次のステップに進めないのだ。凹まない人は自分の苦い思いをまず受け入れ、その上でポジティブで建設的な気持ちを取り戻そうとする。

 リスト3 自分を元気にしてくれること
 最後に、今度は自分を元気にさせてくれることもリストアップしておこう。どんなことをしているときに一番自分らしく、気持ちがいいだろうか?

 問題に向き合えれば乗り越えられる
 さて、あなたの手元には自分にとってマイナスなことのリストが二つとプラスになることのリストが一つある。ここで、あなたに質問しよう。
 あなたは、マイナスを減らし、同時にプラスを増やすように、実際に行動しますか? それとも行動しませんか?

[ハーディな人の三つの特徴]
①自分の置かれた立場での最善を尽くすというコミットメントがあり、他人も助けようという気持ちが強い。
②自分には、いい結果を導くための力があると信じている。このことが彼らに物事や他人に対するコントロール感覚を与えている。
③難しい問題を進んで解いていこうというチャレンジ精神がある。

[マイナスはすこしずつ減らしていけばいい]
 もう一度マイナスを書いたリストを見てほしい。その中から一つのことを選び、自分のできることのアクションプランをつくってみよう。

[自分のプラスを増やそう]
 楽しい、心弾むようなことが免疫力を高め、たとえ逆境に出会っても、あなたに活力を与えてくれる。あなたにはわれを忘れて没頭できるような何かがあるだろうか?
 動的なものと静的なものに分けて両方を楽しむアクションプランはどうだろう?
・動的なアクションプラン……ジョギング、自転車、ハイキング、さまざまなスポーツ、ガーデニング、など。・静的なアクションプラン……音楽を聴く、瞑想、温泉、サウナ、など。
・友だち達とのお喋り、家族とのふれあい、あるいは、愛する人とのひとときもあなたに元気を与えてくれる。ある研究によると、多くの友人や家族に囲まれている人は、そうでない人よりも健康に恵まれるのだ。

[あなたの健康とライフスタイルを左右するもの]
 次に挙げるのは、どんな人が病気を発症しにくいかをまとめたものだ。
1.ルーティンワークもあまり気にならない
2.人生をコントロールしているという感覚があり、必要なときに必要な対応ができる
3.多くの選択肢の中から適切な行動を起こす。
4.人間関係がうまくいっている。
5.感情を抑制することなく、それを認め、表すことができる。
6.問題なのは他人の言動でなく、それに対する自分の反応だと思っている。
7.変化に進んで対応する。
8.良い習慣を持つ
9.悪いことが起こってもそこから教訓を学びとれる。
10.ポジティブであり、すべてを楽しもうという気がある。

[凹まない人になるためのアクションプラン]
・人生全般においても、仕事においても、プレッシャーにおしつぶされないよう、次のことを考えてみよう。

1.気分と体調に気をつけよう。楽で、簡単であなたらしい方法でライフスタイルを向上させ、それを維持するようにしよう。
2.起きたことに対して、どう反応するかは自分にかかっている。心のハンドルをしっかり握ろう。
3.ストレスについてのデマにまどわされないように。ストレスは抽象的な物事の見方にすぎない。自分が物事をどうとらえ、どう感じるかが大事だということを忘れてはいけない。
4.どんなことがあなたの感情の高ぶりの引き金になるのだろう? それに対してリラックスして、楽しんでしまう自分を想像しよう。
5.心の中で、自分がとりたいと思う反応と対応をリハーサルしてみよう。どう感じるだろうか。
6.この次に困難な状況に陥ったときには、どんなポジティブな対応が自分にできるか、それを楽しみにして待つこと。
7.今までにもそんなプレッシャーを楽しんだ自分はいなかっただろうか? それを思い出してみよう。
8.一日の終わりに自分は物事にどう対処できたか振り返ってみよう。よくできていたら、自分をほめてあげよう。

 
□今日の読書 ★★★★☆

凹まない人の秘密 Book 凹まない人の秘密

著者:アル・シーバート
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2008年9月 1日 (月)

「生きるコント」 大宮エリー

[初夢事故]

 年明け早々オーストラリアに行ったことがある。憧れのグレートバリアリーフで熱帯魚と戯れるのだ。
 今夜は貧乏旅行のためユースホステルに宿泊。案内された部屋は鉄パイプの二段ベッドが二台ある四人部屋では床はコンクリート。独房のようだった。
 受付の人が、下段に寝ている人はオーストラリア人でパースから来ていると教えてくれた。なるほど、随分の巨体である。

 その夜、初夢をみた。目の前にグレートバリアリーフ。風が気持ちいい。私は勢いよく海に飛び込んだ。すると突如、強烈な痛みとともに目が覚めた。なんとベッドから落ちていたのである。わたしは二段ベッドから床めがけてダイブしたのだ。本当にディズニー映画みたいに目から星が出た。

 下段のオージーおばさんが驚いて飛び起き、アーユーオーライ? と駆け寄る。全然オーライではなかったが、とりあえず冷やすためのアイスが欲しいと頼んだ。でも、ここにはアイスも救急箱もなかった。なんてことだ。病院か薬局はあるかと尋ねると、飛行機で行くしかないという。そんなはずはないだろう。時計を見ると朝の三時だった。
 仕方なく頭から水を何杯もかぶって冷し応急処置。異国での事故に急に心細くなり涙がぽろぽろこぼれた。

□今日の読書 ★★★★☆

生きるコント Book 生きるコント

著者:大宮 エリー
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